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神経内科の専門性を生かしつつ
法人内の医師や院内スタッフからも学ぶ

悠翔会在宅クリニック越谷 副院長

風間 敏男

プロフィール

出身大学 東京理科大学工学部、東海大学医学部
専門(学会等) 日本神経学会認定神経内科専門医、日本内科学会認定内科医
主な経歴 戸田中央総合病院、永寿総合病院、東京女子医科大学病院、公立昭和病院、さいたま赤十字病院、東京女子医科大学八千代医療センター

私にとっての悠翔会のワークスタイル、3つのポイント

①患者さんの健康を守るため、まず自分の健康を守れる
②専門性を生かせる
③法人の成長と共に、自分の成長も意識できる

悠翔会在宅クリニック越谷の副院長を務める風間医師は、市中病院での初期研修で外科系の手技等も学んだのち、東京女子医科大学やその関連病院で神経内科医として勤務してきました。退院後の患者さんの生活を地域で支えたいと考え、卒後11年目の2021年4月、在宅医療に転向。各科の専門医がそろう悠翔会で、脳神経内科医としての専門性を生かした診療をしながら、プライベートの時間も大切にしています。

悠翔会入職までについて教えてください。

卒後、埼玉県戸田市の戸田中央総合病院で初期研修を行い、3~4年目は上野にある永寿総合病院で、内科専修医として、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、脳神経内科、糖尿病内科、血液内科等をローテーションしました。卒後5年目に東京女子医科大学脳神経内科に入局し、その後はいくつかの関連病院に勤務しました。卒後11年目に悠翔会に入職し、2024年4月で4年目になります。

在宅医療に興味をもったきっかけは何だったのでしょうか。

脳神経内科の患者さんには、脳梗塞やパーキンソン病、ALS等の神経難病の方が多くいらっしゃいました。入院した患者さんは、退院後、リハビリテーション病院や自宅、施設等に移ります。ただ、患者さんたちがその後どのように生活していらっしゃるかは、大学病院にいるとわからないこともあります。その方たちが、退院された先の住み慣れた環境で安心して生活できることが大切だと考えるようになり、在宅医療であれば、自分の専門性を生かしながら患者さんの生活を支えられるのではないかと思いました。女子医大の複数の先輩が在宅医療を行っていたので、専門性がかなり生かせるというイメージもありました。

悠翔会を選んだのは、そのスケールメリット、ライフワークバランスのとりやすさ、各専門の医師が多数在籍しており自己研鑽できそうだと思ったことなどが理由です。

悠翔会入職後は、在宅医療をどのように学びましたか?

始めの頃は、長く勤務している医師に同行し、患者さんやご家族にどのように対応しているか、実際の診療をどのように行っているかを、働きながら学びました。現在も、そのときの経験をもとに、大学で学んだ神経内科の専門性を融合させて診療しています。

患者さんのご自宅だけでなく、施設でも診療を行う

神経内科の専門性は、特にどのように生かしているのでしょうか。

たとえば、脳梗塞後の患者さんに対しては、大学で鍛えられた、目や四肢の動き、感覚、筋力等を詳しく診る神経診察により状況を正しく把握し、実際の生活でどのような点に注意したらよいか等についてアドバイスしています。薬剤の調整を行うこともあります。また、パーキンソン病の患者さんやご家族からは、身体の動きが悪くなってきた、あるいは動き過ぎて困っている、と相談を受けることが多いのですが、それらはどのようなタイミングで起きるのかを確認し、薬剤の調整等を行っています。

診療の中で大切にしていることを教えてください。

同じ病気や病態の患者さんであっても、その方によって考え方や、生活するうえで大切にしていることは異なります。患者さん・ご家族が生活のどこに重きを置いているか、医療に何を求めているのかを理解し、それに合わせた対応やアドバイス、診療を行うよう、心がけています。

在宅医療は、法人内の同行看護師、診療アシスタント、ソーシャルワーカー、医療事務、薬剤師、訪問看護師、ケアマネジャー、地域の病院、クリニック等、多岐にわたる職種の方で成り立っています。患者さんの情報や診療の方向性等を共有できるよう、皆さんの協力を得ながら、患者さんの変化への対応が遅れないようにしています。また、地域の多職種の方、病院の方と、顔の見える関係が構築できるよう取り組んでいます。先日は、新型コロナウイルス流行後、初めて開催された、越谷市内の医療・介護関係者が200人ほど集う交流会に参加することができました。

これからチャレンジしたいと思っていることはありますか?

日本には、MCI(軽度認知障害)と認知症の方が、合わせて約1000万人いるといわれています。できるだけ初期の段階でアプローチすれば、あまり困ることなく生活できる期間が長くなるといわれていますので、神経内科の専門性を生かし、普段の診療からそういった方を意識してアプローチし、生活についてアドバイスしたり、場合によっては薬による介入を行ったりしようと思っています。今後このような方はさらに増えると考えられますので、MCIが疑われる患者さんについては、幅広くアプローチしていくのが理想だと思っています。

ご家族に向けて、患者さんの病状を説明

悠翔会の働きやすさについて教えてください。

一つ目は、ライフワークバランスの実現しやすさがあります。平日の18時から翌朝9時までと、土日は、当直専門の医師の担当となるため、9時から18時までの時間帯に仕事に集中することができます。

二つ目は、各科の専門の医師との垣根の低さです。法人全体に各科の専門医が在籍しているのですが、相談のしやすさの点では、大学病院のような大規模病院より気軽に相談することができます。

三つ目は、診療方針の自由度が比較的高い点です。医師それぞれの裁量に任される部分も多く、やりがいにもつながっています。

加えて、診療に看護師や診療アシスタントが同行することで、より多くの患者さんを診ることができるだけでなく、自分にはなかった視点に気づかされることも、働きやすさにつながっています。

また、チャレンジしてみたいことや、困ったことがあったときに、理事長をはじめ、他の医師に相談しやすい雰囲気があります。チャレンジしたことがあった場合には、比較的フレキシブルに対応してもらえると感じています。
たとえば、自分や家族が他の地域に行きたい、あるいは離島での診療にチャレンジしたいと思ったとき、悠翔会には愛知県や鹿児島県、沖縄県にもクリニックがありますので、法人内で勤務先を変更するという選択も可能です。

診療面では、神経内科で痙縮などがある方に対してボツリヌス毒素治療を行っているクリニックもありますが、そういった対応を柔軟に行える環境は整っていると感じます。

働き甲斐という点ではいかがでしょうか。

悠翔会での働き甲斐は3つあります。まずは、これまで学んできた専門性を生かせる点。次に、法人としての成長が実感できる点です。2023年の変化としても、新しいクリニックの開設、訪問看護ステーションの稼働などが挙げられます。さらに、クリニックは都心部のほか、さきほどお話ししたように、愛知県、鹿児島県、沖縄県などにも展開しているため、将来的に都心部以外の地域で働きたいと考えたとき、それらの地域での勤務という道が開かれている点も魅力です。

入職を検討中の医師の方へのメッセージをお願いします。

悠翔会での勤務では、ワークライフバランスがとりやすいため、プライベートの時間も大切にできます。心身ともに健康でいられることで、患者さんのお手伝いもしやすくなり、診療にも集中できます。

法人内には、歯科診療部、循環器科、皮膚科、精神科、在宅栄養部、リハビリテーション部があるほか、オンライン・プラットフォーム“医療総合相談チャット”で各専門の医師に相談がしやすいことも、働きやすい点だと思っています。“医療総合相談チャット”でほかの医師が質問している内容を見るだけでも、非常に参考になります。

新しい取り組みへのチャレンジも、理事長の方針もあり、歓迎されやすい土壌があります。在宅医療に興味をお持ちの方と、一緒に働けることを楽しみにしています。

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